以下の講演を受けました。
講演のテーマが以下でした。他の講演との違いは、”痒み”から講話している点です。なので、対象視聴者はアトピーに限らず、皮膚疾患やかゆみを感じる全ての方となっていました。
① 痒みがあると、どんな悪影響があるか?
② 痒みを伴う病気には何があるか?
③ 痒みはいくつかの種類がある?
④ 痒みはなぜ起こるのか?
⑤ 医師とのコミュニケーション方法
⑥ 痒みへの対処方法
この講話の面白いところは、サノフィ株式会社や薬に関して強く推されているものでなく、痒みの原理など、患者目線の話が主になっていて患者目線で役立つ情報が多かったことです。
(主催がサノフィなのに・・・)
痒み、という点で初めてみましたが、症状は違えど、原理は一緒なのかな?とかなり興味を持ちました。
発表資料自体は、かゆみを引き起こす図が可愛らしく、わかりやすくてよかったです。図もわかりやすかったです。専門用語が多かったり、図が詳細すぎる、など分かりづらいことが多い公演の中よかったです。また、情報量が群を抜いていました。45分がかなり長く感じたものの非常に有意義でした。
いつも思いますが、
医療系の講演会ってなんで休日の午後開催のものが多いのでしょうか。休日なら朝一、平日夜とかの方が嬉しいのですが。そして、毎回アンケートで「いつ講話をやったほうが良いか?」という質問項目があるものの、アンケート結果を受けて未来の講話が変動した形跡は見受けられないので、あまり意味ないなと感じています。
というか、医療従事者、特に医師の働き方に調整の余地がなさそうということが原因かなと思い、問題はおもったより深いとは感じています。
アンケート内容は、けっこう微妙かなと感じました。
母数がどのくらいかは不明ですが、「まぁそうだろうね」という感想しか抱きませんでした。その後の話の内容を分岐させるための情報収集かと思いましたが、そうでもなかったので残念です。そもそも、どの症状を持つ患者が多かったか?がわからないと、いまいち有用性を感じないアンケートでした。
※アンケートの内容は以下でした。
Q1.痒みで悩んだことは?
Q2.痒みの質は?
Q3.医師とコミュニケーションしていることは?