わたしの場合、アトピーが悪化するときは、ほぼ必ず”睡眠時”です。睡眠時は無意識化に置かれた状態となるので、どうしても我慢したり応急処置したりといった対応が
できません。本能的にかゆいと判断してしまったら、手はすでに掻いてしまっているのではないでしょうか。
さらにいうと、本能に従ってしまう(=無意識化)ため、限度や度合い、手加減を知る良もありません。血だらけになっても掻き傷だらけになっても”かゆい”という思いが消えない限り掻き続けてしまうでしょう。
そんなわたしですが、今寝てるときに少なからず掻いてしまってはいるものの、あまり気にならない程度で収まっています。
そこで、わたしが寝具を選ぶ観点をまとめてみました。
まず寝てる環境の基本スタンスを考えます。
圧倒的に優先度を高く考える点は、”アレルゲン”を抑えることと考えます。アトピーの方はかゆさにつながるアレルゲンは減らすに越さないと考えています。そうであれば、
・アレルゲンを寄せ付けない環境を作ること
・アレルゲンを下げられる環境を作ること
が重要です。『アレルゲンを寄せ付けない』とは、そもそもの製品や環境がアレルゲンの発生を起こさないもの。『アレルゲンを下げられる環境を作ること』とは、アレルゲンが寝てる最中に発生しても手当をすればリセットできたり最小限に抑えられることを指します。
大きな2択、ベッドか?布団か?について。結論から言うと、アトピーは”布団”が良いのではないかと考えています。
わたしは、シェアハウスという特殊環境に住んでいながら、過去にほとんどベッドを使ったことがありません。シェアハウスの利点の一つは「家具が揃っていること」で、家具の中にはベッドも含まれていることがほとんどです。備え付けのベッドがあるにも関わらず、そして部屋は狭いにも関わらず、ベッドは使わず布団を使い続けています。
その理由は以下2つかなと考えています。
- マットレスがあるベッドのタイプは、基本的に住人が変わってもマットレスの交換は行われません。そのため過去の住人の使いまわしになります。
そうなると、以前の住人がどのように使っていたかわからないマットレスを使い続けないといけないことになります。そうなるとダニやホコリ、カビが多分に含まれている可能性が高いかもしれません。
健常者(=アトピーじゃない人)が使えるものでもアトピーにはかなり敏感なことが多いため、触れただけでも痒くなるケースが多いです。試しにマットレスに横になってみたりしますが、1分持たずに痒くなります。 - 幼き頃からの習慣ですが、起きたらまず寝具を陽射しに当てて干したいです。
寝てる間は、気づかないうちに汗を多量に掻いていますし、敷布団やマットレスは持ち上げると湿っています。
これを知っていながらそのままにして、寝るなんて考えられません。
毎回寝るたびにリセットしたいため、天日干しできるコンパクトサイズがいいと考えています。
注意すべき点は、ダニです。敷布団に含まれる各種のダニは、天日ごときでは死にません。布団を叩いた際にホコリのように出るものは、あくまでダニの死骸が関の山です。
気にあるようであれば、布団掃除機(布団クリーナー)をかける、布団洗濯機で洗う、などしてみましょう。
ToBeContinued…
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