ながらくユニクロの『ヒートテック』『AIRism』を使い続けていましたが、ふとインナーはこのままで良いのか?という疑問をきっかけに、『ヒートテック』を使うことを辞めることにしました。
とても使いやすく、今ではユニクロの主力製品となっている『ヒートテック』。わたしが使い続けていた理由は以下です。
ちなみに、使っていた『ヒートテック』製品は以下などです。
・ヒートテックエクストラウォームVネックT
・ヒートテックウルトラウォームタイツ
・ヒートテックコットンタイツ
・ヒートテックタイツ
セールや時期によって購入金額に差が生まれやすいですが、1,000~3,000円で値段帯がまとまっているのでとても買いやすいです。超極暖が少し高めですが、基本的に2000円あれば買える買いやすさが良いです。
アトピーだと、インナーに限らず肌に触れる素材はぜんぶ肌触りが良いことを求めています。『ヒートテック』はどのシリーズ、記事の長さ、厚さを買ってもどれも肌触りが良いと感じます。
ちなみに、この記事を見ると『ヒートテック』へのこだわりを知ることができます。
どこに行くにも着ていますが、いつでも暖かいです。わたしのアトピーを直す観点の1つが常に暖かくするです。体温や免疫的な麺もそうですが、格好や食べるものもそうです。そのため、長袖や生地が厚いこと、生地自体の保温能力が高いことを求めています。
ユニクロの大型店舗であれば年中『ヒートテック』を売っていますが、基本的には夏の終わりあたりから秋物・冬物として売りに出されます。毎年思うのが、いつも商品がかなり変わっています。軽くなってる(気がするかもですが)と感じたり、生地が厚くなっている、超極暖など新しいシリーズが増えている、など毎年の楽しみでした。
今思い返すと、買い続けていた理由としては、アトピーが安定していたからかもしれません。アトピーが安定していると、特に何を着ていても気になりませんでした。
2021年にアトピーがかなり悪化して気づいたのが本記事の内容です。悪化していて直りが悪い原因の一つが『着ているものや触れているものが悪いのではないか?』というものでした。その見直し対象に上がったのが、服のうち直に肌に触れているインナーでした。
辞める理由は以下です。
『ヒートテック』は保温性が高いことで有名ですが、そもそもこの効果を生むために作りこまれた素材が実は良くないのではと考えています。その素材はレーヨンです。細かい説明は省きますが、吸湿性が高いことから、皮膚表面の水分を吸い取ってしまうという製品の効果を求める犠牲が大きくなっていることがわかりました。
以前の『ヒートテック』は中空綿という綿が一部入っていましたが、最近はなくなっています。代わりに以前はなかったコットン製品が出てきてはいます。
わたしの洗濯のやり方の問題かもしれませんが、長く使い続けると小さい毛玉が無数にできてきます。しかもなぜか決まって肌が触れる方です。毛玉ができ始めてから裏返して使ったりもしましたが、見た目がよろしくないことと外では脱げません。
毎回毛玉取りを使うには労力がかかりすぎます。そして、毛玉が出るということは生地がどんどん薄くなっていることでもあるので、効果が弱まっているのは目に見えています。
乗り換えの最終的な決定打はこれです。簡潔に言うと、良品計画のブランド”無印良品”がほとんどユニクロの『ヒートテック』製品と同じ型で商品を売られています。
さらに特筆すべき点が、素材です。綿85%以上というものがかなり豊富です。綿100%もかなりあります。今まで綿製品に殆ど触れてきませんでしたが、肌触り良し、意外に保温性が高いです。なにより化学繊維がない安心感が強いです。また、『ヒートテック』とは異なり、利用ケースを限定しないのも良いです。
愛用していた『ヒートテック』についてまとめてみました。衣類もそうですが、モノは使用環境と使用目的の掛け算だと考えています。今回『ヒートテック』を使わないことを選びましたが商品自体はかなり良いと思っていますので、機会があればまた選択肢として登場させようと思います。
ちなみに、『ヒートテック』が合わない可能性があるのは以下です。
・赤ちゃん、未就学児(ヒートテックを禁止している保育園、幼稚園もあるようです)
・寒い環境で汗をよくかく活動を行う