アトピーが悪化しているとき、
・あれをやらないとだめ
・これをやっちゃだめ
といった内容で、
・自分にルールや制約を設ける
・行動に制約や規制を増やす
ことはしていないでしょうか?
何が悪化原因かわからないときこと、悪くなりそうな要因を排除していく傾向が強くなると思います。
やってはダメ、というわけではないですが、過剰にやりすぎてしまった結果、それが自分を締め付けている可能性があります。
過去の自分も上記に該当する行動をとっていたことがあるため、その一例をご紹介します。
これをやっちゃだめ!これをやらないといけない!と決める
身体を健康に保つ、アトピーの悪化を防ぐ、という観点で生活を見直すと、ダメだと思われる要素が多々出てくると思います。
それを生活から排除すればアトピーが良くなるかも、と期待して生活にルールを設けてしまいがちです。
(例でいうと、夜ご飯は22時以降禁止、お菓子禁止、など。)
これは数個であれば良いのかも知れませんが、どんどんルールを増やしていくと、守らないといけないルールだらけになってしまい生活することがかなり苦しくなってきます。
生活していて、あのルールを守らないといけない、このルールを守らないといけない、とルールに出くわす頻度が高まりすぎてしまう可能性があります。
ルールを決めること自体はいいと思いますが、決めつけすぎることや、決める数が多すぎることは問題になりそうです。ルールを新しく設定する場合は、1個ずつが良いのかなと思います。複数だと因果関係がつかめなくなるためです。まず1個を新しくルール追加する、それを1週間なり運用してみる、というのが一番良いのではないでしょうか。
同様に、これをやらないといけないとルールを増やすことも当てはまります。
(例でいうと、朝プロテインを飲まないといけない、毎日症状を記録しないといけない、など。)
あれをやらなかったなぁと自己嫌悪に陥る
前述した「これをやっちゃだめ!これをやらないといけない!」とルールを増やした時に陥りやすい内容ですが、ルールを増やしたからにはルールを守らないといけないと自分を知らぬ間に縛ってしまうものです。
一例を挙げると、毎日症状を記録する、などがあります。アトピーがしんどいときは、毎日記録するというのはかなりつらいものです。また、1日での改善具合は多少程度になってしまい、気合や努力量に見合わない可能性があるのも一員になりそうです。
ルールとはそういうものですが、日によってはやらないこともあるでしょう。精神的に疲れていたり、うっかり忘れてしまうこともあります。
そんなときは自己嫌悪に陥らず、あー今日はやらなかったけど明日からやろう、と(三日坊主の言い訳のようではありますが)気持ちを楽にしてよいかと思います。
自己嫌悪に陥って、自分を無駄に傷つけてしまうと、メンタルが治らなくなってしまいます。そちらのほうがむしろ重大です。
細かいことを気にする
症状が悪化しているときは、どうも狭い世界に入ってしまいがちです。狭い世界では、細かいことに目が行きがちです。
それは避けて、まぁ成るように成る、くらいの軽い気持ちでも良いのかなと思います。
細かいことが気になっても、後でやろう、今度やろう、まぁいいっか、くらいでいいのかなとは感じています。
0-100思考を採用する
よくある思考として、中途半端なことをやめて”やる”か”やらない”かのどちらかに完全に寄せてしまう思考を採ってしまいがちです。
例でいうと、卵を摂取しない、特定の栄養素を必要量の2倍接種する、など。
これをやると、中間の思考が採択されず、自分を苦しめる原因を作ってしまう可能性があります。まったくやらない、やりまくる、と偏った思考はのちのちに過去の自分を裏切る怖さを増大させてしまうかもしれません。
選択肢が存在したとき、最初は0-100思考でも良いとは思いますが、続いていった過程で調整できる気持ちの余裕はあってもよいかもしれません。中間の選択肢や思考で問題ないと思ってます。