2020年に入って新型コロナウイルス感染症(COVID‑19)が流行りました。私の職場では、2020年4月以降、職場にはずっとテレワークが導入されています。
テレワークになると、いろいろな恩恵を授かれていることに気づかされました。この記事ではいろいろな恩恵のうち、アトピーや健康に特化して3つ挙げたいと思います。
ご参考になれば幸いです。
まず一つ目は ①通勤負荷がないこと です。仕事の内容はCOVID-19前後で変わっておらず、日中帯の実働時間は短くはなったもののそこまで劇的には変わっていません。ではテレワークになって何が変わったかというと、通勤負荷です。通勤時間は、COVID-19になる前では自転車で片道20分程度だったのですが、今では家が職場になったので0分です。そもそも電車に乗っていなかったので通勤負荷は低かったといえますが、朝規則正しく起きて、会社に始業時間に間に合わせて、就業時間までは仕事の内容にかかわらず職場に居続ければならない。そしてその後はまた帰宅しないといけない。これがいかに負荷だったか。さらには、自転車通勤であっても、危なっかしい車を避けて走る必要がある、赤信号では止まって待たないといけない、定期的にタイヤに空気を入れないといけない。今思うと、これらすべてが通勤の負荷として感じます。これがなくなったことで、心理的な負荷が減ると同時に、以前の通勤時間帯(始業前や終業後)には自分のこと、保湿や運動するなどができてアトピーは安定して良くなりました。
次に ②人との接触する時間が短いこと です。アトピーはいきなりひどくなることがよくあります。それは残酷に、顔にひっかき傷ができたり、首が傷だらけだったりします。こういう時は、朝気づいてから家をでるまでにカバーするのは難しかったです。マスクをする、ネックウォーマーをするくらいしか取れないのが現状でした。これがテレワークが導入されたことで、通勤で不特定多数に見られること、職場でチームメイトに言われること、これがほぼなくなります。完全になくなるかは職場やチームメイトによるとは思いますが、わたしの職場ではミーティング時でもカメラをONにしないので、そもそも顔を見ずに仕事をしています。仮にONだったとしても、カメラ越しだと細かくはわからないでしょう。見た目を気にせず仕事できる、これは肌に症状が出るアトピーと相性が良い働き方だなと強く感じています。
最後に、③日中帯に病院に行けること です。日中帯で仕事の調整さえ済めば、ぱっと皮膚科に行くことができることが増えました。皮膚科は、昔からお世話になっている病院に今でも通っている方は多いのではないでしょうか。そうなると、そもそも職場からは物理的に遠い場合が多く、ましてはさまざまな時間(往復の移動時間、診療待ち時間、診察時間)を見越して病院の予約を行うのは容易ではありませんでした。テレワークが導入されたことで、30分~1時間ほど猶予があれば病院へ行くことができ、実際時々行っています。これは、診察時間が5分~20分くらいのアトピーの診察だからこそ可能なことではないでしょうか。いつひどくなるかわからないアトピーでは、いつでも日中帯に病院に駆けつけることができる心持ちはかなり助かってます。
テレワークになって気づいたこと、特にアトピーに関連した恩恵3つを挙げてみました。職場や仕事内容に依存してしまう部分は大きいと思いますが、テレワークはアトピーをよくする働き方で、かなり相性が良いなと強く感じています。この記事を見た方は、ぜひ今の仕事があってるか?テレワークが導入された部署や職場、会社を検討されてみてもよいかもしれません。
①通勤負荷がないこと
②人との接触する時間が短いこと
③日中帯に病院に行けること