以下の動画から。
https://www.youtube.com/watch?v=ojt7zN4rHTo
- 頭皮の匂いの原因として、シャンプー前の「洗い」が不十分であることが指摘されています。
理由としては、頭皮が十分に濡れていないと皮脂の分解物が残り、匂いの元となるからです。 - 多くの人が洗いに20秒以下しか時間をかけておらず、頭皮や髪がしっかり濡れていないという共通の問題があります。短時間の洗いでは泡立ちが悪く、洗浄効果が十分に発揮されないためです。
- 洗いの際の姿勢が影響し、後頭部にはお湯が当たりやすいものの、前頭部やてっぺん部分にお湯が届きにくいスタイルを取る人が多いです。これにより、洗い残しが発生しやすくなります。
- シャンプー前の洗いを最低1分行うことで、頭皮全体を満遍なく洗うことが推奨されています。これにより、皮脂がしっかり除去され、泡立ちも改善されるため、より効果的な洗浄が期待できます。
- シャンプーの泡立て方や量も重要で、髪の長さに応じた適量を使用し、手のひらで軽く泡立てた後、側頭部や後頭部を中心に泡をなじませることが勧められています。適切な量と泡立てにより、摩擦が軽減されて髪の負担も少なくなります。
- 洗い残しが起こりやすい箇所として、後頭部、頭頂部、耳の後ろ、襟足の4箇所が挙げられます。
ここからシャワーの習慣について、
・予洗いは1分以上行う
・シャンプーを使う場合は、洗い終わった後の洗い流し漏れを防ぐ
個人的には、シャンプー自体にも懐疑的です。使用すると、必要以上の脂分が取られている感覚があることと、爽快感を得ることできちんと洗い流せているかを確認できないことが挙げられます。
- 湯シャンの良さについて、発言者は自分が湯シャンを始めた結果、頭皮の荒れが改善されたと述べています。理由は、シャンプーに含まれる界面活性剤や防腐剤が皮膚に刺激を与え、頭皮のバリア機能を損ねる可能性があるためです。
- 面活性剤は頭皮の皮脂を過度に除去し、その結果、皮脂腺が発達し過剰に皮脂を分泌するようになるとされています。皮脂は本来、皮膚を保護・保湿する役割を担っているため、これが欠如すると皮脂腺が過剰に発達し、逆に匂いやフケが発生しやすくなるとのことです。
- 頭皮のバリア機能が破壊されることで、常在菌のバランスが崩れ、不必要な雑菌が増殖しやすくなり、頭皮の炎症や痒み、フケなどのトラブルが発生する可能性が高まると指摘されています。
- 湯シャンは髪に必要な皮脂を適度に残し、頭皮のバリア機能を保ちやすいとされています。特に整髪料を使わない短髪の男性には湯シャンが合っている可能性が高いと述べています。
- 湯シャンへの移行期間に頭皮の皮脂分泌量が一時的に増加し、髪がベタつくことがありますが、個人差はあるものの、3週間から4か月で皮脂腺が縮小し、皮脂の分泌が落ち着くとしています。
シャンプーが本当に必要か、はこの機会に考え直して良いかもしれません。短髪であれば洗う総量は少ないですし、整髪料をつけていなければ洗い流すものが少ないですし、頭皮の皮脂分泌が少ない体質であればニオイのもとがそもそも生まれにくいといえます。
上記の動画でドライヤーの話が挙がっていますが、こちらは使い方やドライヤー自体の性能などいろいろな観点があるので、別の話かと感じています。